2012年11月01日

長崎県平戸市に伝わる、じりじりする「絶品くじら鍋」

全国一の鯨肉年間個人消費量を誇る長崎県
平戸市のみならず、長崎ではくじらがよく食されているらしい。長崎県の鯨肉年間個人消費量は、なんと全国一位だという。
江戸時代に日本最大規模の鯨組(昔、鯨漁に向かう男たちの船団は「鯨組」と呼ばれていた)の本拠地があったらしい。数百年たつ今も正月や祝いごとにはくじら料理がかかせないほど、鯨食文化が息づいているエリアだという。

中でも絶品と名高い「じりじり鍋」は、秋から冬にかけての今が旬だという。一体どんな鍋なのか、「鯨フェア」のイベント開催事務局も併設している平戸市商工物産課の久豊さんに尋ねてみた。久豊さんによると、鯨は約300年前から日本人に親しまれてきた食材だという。

じりじり鍋

数あるくじら料理の中でも、くじらの油と赤肉のうまみを存分に引き出しているのが伝統料理「じりじり鍋」。火にかけた時に鯨の皮が「じりじり」という音を発することから、この名で親しまれている。

作り方を簡単に説明すると、くじらの皮を鍋に入れ、そこから染み出した脂でまずは野菜類を炒める。火が通ったらダシを注いでしっかり味付け。しばらく煮てから、くじらの赤身をどさりと入れる。煮すぎると固くなるので、さっと火が通ったところで、できあがり。

溶き卵と絡めてすき焼き風に味わう店も多く、中には締めにうどんを入れる店もある。野菜とくじらのうまみをたっぷり含んだ濃厚スープを1滴残さず、うどんにからめて味わい尽くすとはなんとぜいたくな!

平戸市では鯨食の文化を残していくため、そして地域への経済効果も狙うために、毎年『くじらフェア』を行っています。2012年度も10月9日から12月30日まで開催しています。フェアには、鯨の最高部位を激安で味わえる店や、くじらかつバーガーやくじらのどっさり入った絶品ちゃんぽんを出す店などが参加するとのこと。



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Posted by ナカムー at 19:32 │長崎グルメ